群馬県、新型コロナ警戒レベルを「1」に引き下げへ

群馬県の山本一太知事は1日の定例会見で、新型コロナウイルスの流行状況に応じた県独自の警戒レベルを4日から「1」に引き下げると発表した。期間は「当面の間」としている。警戒レベルは2022年11月12日から2が続いており、1になるのは113日ぶり。
警戒レベルは1から4までの4段階に分かれており、1が最も低い。病床使用率は2月28日時点で16.9%と、流行状況が落ち着いていることから引き下げを決めた。県民に対しては大人数・長時間での会食などに「注意」を呼びかけ、事業者にはテレワークや時差出勤などを「推奨」する。
また県は、新型コロナの感染症法上の扱いが「2類相当」から5月8日に「5類」となることをにらみ、円滑な移行に向けた「ポストコロナ・ロードマップ」を公表した。3月を準備期間、4月を移行期間、5月を定着期間と位置づけた。感染者の宿泊療養施設を段階的に縮小し、自宅療養者への食料配送は4月に取りやめる。
- 【関連記事】群馬県、新型コロナ警戒レベルを「2」に引き上げ