/

サルコジ元大統領に禁錮1年の実刑判決 仏、選挙法違反

(更新)

【パリ=共同】2012年のフランス大統領選でサルコジ元大統領の陣営が法定上限を超過して選挙活動費を支出したなどとして、選挙法違反罪に問われた元大統領に対し、パリの裁判所は30日、求刑を上回る禁錮1年(求刑禁錮1年、うち執行猶予6月)の実刑判決を言い渡した。共に起訴された13人も全員が有罪。地元メディアが伝えた。

サルコジ被告が実刑判決を受けるのは今年3月の汚職事件判決に続き2度目。裁判長は禁錮刑に関し、自宅での電子監視措置での執行が認められると指摘した。

判決はサルコジ被告が「支出に関する管理を故意に怠った」と判断。超過額は約2千万ユーロ(約26億円)と認定し「前例のない重大な不正だ」とした。無罪を主張した同被告は出廷せず、弁護人は判決後、直ちに控訴すると表明した。

事件は、サルコジ被告の元選挙事務所幹部が14年、選挙活動費の超過支出を偽の請求書を使って隠していたとメディアに告白して発覚。捜査で被告の直接の関与は明らかにされなかったが、当局は恩恵を得ていたのは明らかだとして起訴した。

他の13被告は文書偽造や同行使、詐欺などの罪にも問われ、一部執行猶予付きの禁錮3年6月~2年の判決を言い渡された。4被告は起訴内容の一部を認めていた。

12年の大統領選で右派のサルコジ被告は社会党のオランド氏に決選投票で敗れ、再選を逃した。

サルコジ被告は大統領退任後、司法情報を得るため、検察官に人事の便宜を図ると持ち掛けたとされる汚職疑惑で今年3月に実刑1年の判決を受け、控訴した。07年の大統領選を巡り、リビアから不正に資金を受け取ったとされる疑惑でも捜査対象となっている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン