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アブダビ首長国、ワクチン未接種は公共スペース入り禁止

(更新)

【アブダビ=岐部秀光】アラブ首長国連邦(UAE)を構成するアブダビ首長国は8月20日から、新型コロナウイルスのワクチンを接種していない場合は学校やショッピングモールなどの公共スペースに入ることを禁じると発表した。世界でも極めて厳しい感染防止策が導入できるのは、強力なリーダーが統治する権威主義体制が背景にある。

対象にはレストランやカフェ、ジム、博物館、テーマパーク、教育機関などが含まれるが生活必需品を扱うスーパーや薬局は除外する。事実上の「強制」で接種率を引き上げるねらいとみられる。

15歳以下の子供や妊婦、病気などでワクチンが接種できない場合は例外扱いになる。運用には、ワクチン接種や検査、接触追跡などに使われる公式アプリが用いられる見通し。

UAEはイスラエルとならび世界最速でワクチン接種を進めた国だ。アブダビでは「目標グループ」の9割以上で接種が終わったという。

観光業に多くを依存し、比較的ゆるやかな制限を導入したドバイ首長国と対照的に、アブダビは厳しい感染防止策を続ける。ドバイの居住者も150㌔㍍の距離の「隣国」アブダビへ入るには事前のPCR検査が求められる。

UAEの居住者のほとんどは出稼ぎなどの外国人だ。政府の指示にそむけば職や居住権を失いかねず、強引なルールにも人々は従いがちだ。

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