ゼロコロナ政策とは 中国発、供給網寸断で経済に悪影響 - 日本経済新聞
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ゼロコロナ政策とは 中国発、供給網寸断で経済に悪影響

きょうのことば

▼ゼロコロナ政策 中国の習近平(シー・ジンピン)指導部による新型コロナウイルスの感染防止対策のこと。ロックダウン(都市封鎖)や厳しい検疫措置などを通じて、感染拡大を徹底して抑え込むことが狙い。感染拡大初期には、死者数の抑制や早期の社会経済活動の正常化といった「成功体験」を指導部にもたらしたとされる。

感染力が強い変異型ウイルス「オミクロン型」の流行を受けて、3月下旬には最大の経済都市上海市のロックダウンにも踏み切った。サプライチェーン(供給網)の寸断などゼロコロナ政策の経済への悪影響が鮮明となった。

中国は新型コロナワクチンの自国開発にこだわっている。ただ「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ばれる新技術を使ったワクチン開発は途上にある。米欧製と比べ既存の国産ワクチンの低い有効性がゼロコロナ政策と決別できない一因との指摘もある。世界保健機関(WHO)は同政策の転換を勧めている。

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