ロシア、反戦デモ1700人超拘束 平和賞の編集長も反対
【ウラジオストク、モスクワ=共同】ロシアのウクライナ侵攻を受け、ロシア国内各地で抗議行動があり、人権団体「OVDインフォ」によると25日までに全国の拘束者が1787人に達した。ノーベル平和賞を受賞したロシア紙「ノーバヤ・ガゼータ」のムラトフ編集長も反対を表明した。
AP通信などによると、モスクワではデモ参加者ら千人近くを拘束。24日夜、中心部では千人以上が集まって「戦争反対」などと訴え、ロシア下院の入り口にスプレーで「戦争反対」と落書きされた画像も出回った。第2の都市サンクトペテルブルクやエカテリンブルクなどでもデモが行われ、少なくとも40以上の都市で抗議があった。
ムラトフ氏は、プーチン大統領の命令で戦争が始まったことに「悲しみと恥ずかしさがある」と吐露。ウクライナ人は敵ではないとし「ロシア人の反戦運動だけが地球上の命を救える」と訴えた。

2022年2月にロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まって1年になります。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
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