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東ティモール総選挙、独立の英雄率いる野党首位

【ディリ=共同】21日実施の東ティモール議会(一院制、65議席)総選挙は22日、野党「東ティモール再建国民会議」(CNRT)が首位を奪うことが確実になった。2002年のインドネシアからの独立に貢献した英雄のグスマン党首(76)が首相復帰を目指していたが、単独過半数は届かず、政権交代の可否は他党との連立協議次第となる。

選管の中間集計(開票率91%)によると、CNRTは約41%を得票し、2位の与党「東ティモール独立革命戦線」(フレティリン)の約26%を大きく引き離した。CNRTは、18年の前回選で連立与党の一角を占めていたが、政府予算案に反対し、20年に離脱していた。

グスマン氏は独立時の初代大統領で、07〜15年に首相を務め、今も国民的人気を誇る。非暴力の独立運動を進め、ノーベル平和賞を受けたラモスホルタ大統領(73)は、政権でグスマン氏と再びコンビを組むことに意欲を見せている。

独立後、5回目となった議会選には17党が参加した。議会の任期は5年。停滞する経済の立て直しが次期政権の課題となっている。

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