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イラン次期大統領ライシ師、米制裁の全面解除要求 

 イラン大統領選に勝利したライシ司法府代表=AP

【ドバイ=岐部秀光】イラン大統領選で勝利したライシ司法府代表は21日の記者会見で、米国のイラン核合意復帰の条件として関連する対イラン制裁の全面解除を要求した。米国との直接対話についても否定し、穏健派のロウハニ政権とは異なる強硬路線を鮮明にした。

ライシ師は核合意そのものは維持する立場だ。ウラン濃縮レベルの引き上げなどイランに課された義務からの逸脱も「合法的な対応だ」と主張した。

「すべての制裁を解除するのは米国の義務だ」とも述べ、部分的な解除は受け入れられないと強調した。制裁解除の「検証」にも言及し、外国企業のイランビジネス再開や国際金融決済の復活といった実質的な効果を求めた。

イランによるミサイル開発抑制などの要素を核合意に新たに付け加えようとする動きについても「核合意から離脱した米国が、なぜイランに要求をするのか」と述べた。仲介役である欧州の対応について「米国の立場ばかりを擁護している」と批判した。

一方で長期の戦略連携で合意した中国との関係については「大きな力があり、それを行使してほしい」と支援に期待をにじませた。

政権交代があったイスラエルについても「彼らはイランよりもまずパレスチナを恐れるべきだ。イランは抑圧された人々の支援を続ける」と述べ、対決姿勢を示した。

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