トルコ爆発関与か、クルド人ら5人拘束 ブルガリア当局

【ソフィア=AFP時事】ブルガリア検察は19日、トルコの最大都市イスタンブール中心部で13日に起きた爆発に関連し5人を拘束したと明らかにした。容疑者の逃亡を支援した疑いがある。2人は「シリアのクルド人」、残りは「モルドバ国籍の少数民族ガガウス人」と検察は説明している。
拘束されたのは16日。検察によると、トルコとの国境で、官憲と手を組み移民を越境させていた疑いもある。
裁判所は19日、うち4人の拘束を認め、地元メディアによると、女性1人が釈放された。裁判所は声明を出し「唯一の手掛かりは、トルコの犯行集団と5人のうちの1人が携帯電話で連絡を取っていたことだ」と公表した。
トルコは反政府武装組織クルド労働者党(PKK)の犯行を主張。17人を拘束している。