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ウクライナ軍、南部を攻撃 ロシアは航空機を本土に移動

(更新)

ウクライナはロシア軍に占領された南部の奪還を目指し、攻撃を続けている。占領地域でロシアへの併合を問う形式的な「住民投票」を阻止する狙いもある。一方、ロシア軍も18日、ウクライナ東部ハリコフを砲撃した。ウクライナ国防省は17日、爆発が相次いだ南部クリミア半島からロシア軍の航空機などがロシア本土に移動していると明らかにした。

ウクライナからの報道によると、ウクライナ軍は17日、同国南部のへルソン州でロシア軍の駐留拠点を攻撃した。10人以上を殺害した。南部ザポロジエ州メリトポリ市のフェドロフ市長はSNS(交流サイト)に「占領軍(ロシア軍)の司令部付近で爆発音が響いた」と投稿した。

ロシア軍はウクライナ東部を攻撃。ウクライナの国家緊急事態庁は18日、東部ハリコフでロシア軍の砲撃があり3人が死亡したと発表した。同市では17日にも住宅に向けた砲撃で7人が死亡した。ウクライナのゼレンスキー大統領はSNSで「私たちは必ず報復する」と主張した。

ウクライナ国防省情報総局は17日、ロシアが一方的に併合を宣言したクリミア半島のロシア軍施設で爆発が相次いだ後、少なくともロシア軍の航空機24機とヘリコプター14機がロシア本土などへ移動したと発表した。9日の航空基地での爆発では航空機が破壊されており、さらなる攻撃による被害拡大を防ぐ狙いがあるとみられる。

同半島での爆発を巡っては、ウクライナ側は攻撃を公式に認めていない。ただ、ウクライナ軍の特殊部隊などが関わっているとの見方が出ている。米CNNは17日、ウクライナ当局者から爆発に同国が関与していたとの内部報告書を入手したと報じた。

国営ロシア通信(クリミア)などは17日、関係者の話として、ウクライナ南部クリミア半島に司令部を置く黒海艦隊の司令官にビクトル・ソコロフ氏が就任したと伝えた。事実ならば、副司令官から昇格したことになる。だが、同通信によると、黒海艦隊は公式なコメントを発表していないとしている。

4月には黒海艦隊の旗艦「モスクワ」が沈没した。ウクライナ軍が対艦ミサイルで撃沈したと報じられ、ロシアの制海権が弱まるきっかけになった。ウクライナ国防省は沈没後、当時のイーゴリ・オシポフ司令官が解任、逮捕されたと明らかにしていた。

(テヘラン=福冨隼太郎、佐堀万梨映)

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