フィリピン沿岸警備隊、中国のロケット残骸を回収

【マニラ=共同】フィリピン沿岸警備隊は18日、中国が10月31日に打ち上げた「長征5号B」とみられるロケットの残骸を北部ルソン島スービック沖で17日に回収したと発表した。16日に漁船が発見したという。
金属とプラスチック製の残骸は長さ約2メートル、幅約4メートル。沿岸警備隊は、浮遊する残骸は船舶と乗組員を危険にさらす恐れがあるとして漁業者らに注意を呼びかけた。
この長征5号Bとみられる残骸は11月にも、ミンドロ島沖とブスアンガ島沖の2カ所で複数見つかっていた。

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