ロシア、元米兵2人の映像放映 ウクライナ戦闘で拘束か

ロシアの国営テレビが17日、ウクライナで義勇兵としてロシア軍との戦闘に参加し拘束された米退役軍人2人とする映像を放映した。1人は母親に「生きている。できるだけ早く家に帰りたい」と訴えており、親族によるとしぐさの特徴などから本人の可能性が高い。AP通信が伝えた。
2人は東部ハリコフ近郊で9日に拘束されたとみられている。国営テレビの放送では戦闘中に仲間らからはぐれ、森を抜けて集落に出たところでロシア側に見つかって投降。東部ドンバス地域の親ロ派武装勢力が拘束しているという。
バイデン米大統領は放送前、2人の居場所は不明だとした上で「米国人はウクライナに行くべきではない」と訴えた。
英紙が15日に2人について、ロシアによるウクライナ侵攻で捕虜となった初の米軍関係者の可能性があると報じていた。(共同)

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