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キーウ近郊に拷問部屋 OSCE、ロシアの組織的殺害指摘

【ウィーン=共同】欧州安保協力機構(OSCE)は17日までに、ロシアが侵攻したウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで、ロシア軍が拷問に使った部屋が見つかったとする報告書を公表した。女性のレイプ被害にも言及。ロシアが組織的な民間人殺害を実行した可能性が高いと指摘した。

報告書によると、拷問用の部屋が発見されたのはブチャのサマーキャンプ場。コンクリートの壁で仕切られ、壁には弾痕があり、処刑に使われたとみられるとしている。別の部屋では、水責めなどの拷問が行われたと指摘。男性5人の遺体が見つかり、全身にやけどや傷があった。

キーウ近郊の村の地下室では、女性や子どもを含む18人の損壊遺体が見つかった。耳を切り落とされたり、歯を抜かれたりしている人もいた。

また、女性に対する犯罪についても報告。ブチャの女性(23)は、ロシア兵に拉致されレイプや拷問を受け、最終的に射殺された。ブチャの地下室では14~24歳の25人が閉じ込められて集団レイプされたため、9人が妊娠したとの情報もある。

さらに報告書は、ロシア軍がウクライナ側から攻撃を受けないように子どもら市民を「人間の盾」に利用したとも指摘。親や友達らが殺害されるのを目にした子どももおり、「戦闘の直接の犠牲者だ」と訴えた。

今回公表されたのは、国際法違反や戦争犯罪に関する報告書。4月1日~6月25日が調査対象期間で、専門家らによるブチャでの情報収集や欧米メディアの報道などを基に作成された。ロシアからは調査への協力が得られなかったとしている。

ウィーンに事務局があるOSCEは欧米やロシアなど57カ国(2021年末時点)が加盟する世界最大の地域安全保障機構。

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