機雷除去せず穀物輸出可能 トルコ外相、ロシアと協議

【イスタンブール=共同】ロシアの黒海封鎖により、ウクライナの穀物輸出が停滞している問題で、仲介役のトルコのチャブシオール外相は15日、ウクライナの港湾に設置された機雷を除去しなくても、安全な航路を通じて穀物を輸出することができると述べた。最新の国連の計画としてロシアと協議しているという。記者団に語った。
ロシアのラブロフ外相は8日、チャブシオール氏とこの問題を協議した際、ウクライナによる機雷除去が先決だと強調していた。ロシアは黒海封鎖も否定している。
チャブシオール氏によると、機雷の設置場所が明らかになったため、三つの港で安全な航路が確保できる見通しとなった。船舶はウクライナの誘導で港を出入りできるという。当事者間で合意できれば、トルコ・イスタンブールで詳細を協議したいと述べた。

2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
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