中国、コロナ死者8万人超 昨年12月以降で

【北京=共同】中国共産党機関紙、人民日報(電子版)は15日、中国本土で新型コロナウイルス対策が大幅緩和された昨年12月8日から今月9日までの約2カ月間で、8万3150人が医療機関で死亡したと報じた。疾病予防コントロールセンターの統計に依拠した。ただ在宅死亡例は含まれず、実際の死者数は不明。
同紙によると、コロナに感染して持病が悪化するなどして死亡した人が約92%を占めているという。新型コロナのオミクロン株派生型「BA.5」が主流で、米国で急増した同株派生型「XBB.1」も発見された。

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