ローマ教皇、「第3次大戦起きている」と警鐘

【ローマ=共同】ローマ教皇フランシスコは14日までに、ロシアによるウクライナ侵攻に関して、「私にとって今日、第3次世界大戦は布告されている」と警鐘を鳴らした。5月19日、イエズス会系の雑誌編集者らと会った際に発言した。ローマ教皇庁(バチカン)の公式メディアが報じた。
教皇は「私は数年前、世界は部分的に第3次大戦を経験していると言った」と指摘。同時にウクライナが欧州から近く人々の関心を集めているのに対し、遠くのアフリカ各国やミャンマーでも紛争が続いていることについては「誰も気にしていない」とも強調した。
ウクライナでの戦争は何らかの方法で引き起こされたか、妨げられなかったものだとも述べ、その背後には武器の売買などがあるとの見方を示した。

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