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米「中国が対ロシア軍事協力前向き」 欧州に公電で伝達

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【ワシントン=中村亮】ウクライナ侵攻を続けるロシアに対し、中国が軍事協力に前向きな考えを示したとの情報をバイデン米政権が入手していたことが15日、分かった。米政権が情報を外交公電で欧州の同盟国に伝えた。中国がロシア支援に動けば、米中対立が一段と激しくなる公算が大きい。

北大西洋条約機構(NATO)関係者が明らかにした。公電では、中国がロシアを支援する計画を否定するとの見通しが示されていたという。中国外務省の趙立堅副報道局長は14日の記者会見で「米国はウクライナ問題で中国の虚偽の情報を次から次へと流しており、腹黒い下心がある」と批判していた。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、ロシアは中国に対して地対空ミサイル(SAM)や軍用ドローン、装甲車など5種類の軍事装備品の提供を要請していた。バイデン政権はアジアの同盟国にも中ロの軍事協力の可能性について公電で伝えたという。

中国がウクライナをめぐるロシアとの軍事協力に踏み込めばロシアの進軍に勢いが出る可能性はあるが、中国は国際法を無視するロシアを後押しすることになり国際社会から激しい批判を招くのは確実だ。米欧との対立は決定的になる公算が大きい。

米国のサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は14日、ローマで中国の外交トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)共産党政治局員と会談した。米政府高官は14日、会談後に記者団に対し、サリバン氏がロシアへの支援について深刻な懸念を楊氏に伝えたと説明した。

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