ロシア兵が背後から民間人殺害 米報道、戦争犯罪で捜査

【ワシントン=共同】米CNNテレビは12日、ウクライナの首都キーウ(キエフ)郊外で、ロシア軍兵士が武器を持たない民間人2人を背後から銃撃し、殺害したと報じた。複数の防犯カメラで撮影され、編集された映像を入手した。ウクライナ側が戦争犯罪として捜査しているという。
撮影されたのは3月16日で、ロシア軍がキーウを制圧しようとしていた時期と重なる。被害者2人は自動車販売店のオーナーと守衛。ロシア軍兵士5人が店に押し入ろうとし、被害者2人が武器を持っているかどうか調べた。言葉を交わした後に歩いて立ち去るオーナーと守衛の背後から兵士が発砲した。
守衛の娘はCNNに「全世界が犯罪を知ることを望む」と語った。

ロシアがウクライナに侵攻しました。NATO加盟をめざすウクライナに対し、ロシアはかねて軍事圧力を強めていました。米欧や日本は相次いでロシアへの制裁に動いています。最新ニュースと解説をまとめました。
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