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韓国、米国に砲弾売却へ ウクライナ支援で秘密協定

【ワシントン、ソウル=共同】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル電子版は10日、韓国がウクライナ支援のための砲弾を米国に初めて売却すると報じた。米韓両政府の秘密協定を通じた措置。米国を経由させることで、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権が殺傷能力がある武器をウクライナに供与しないとの公約を維持できるとしている。

米国は155ミリ砲弾を10万発購入する。ウクライナ軍が少なくとも数週間の激しい戦闘を続けるのに十分な量だという。オースティン国防長官と李鐘燮(イ・ジョンソプ)国防相が今月3日のワシントン近郊での会談で基本合意していた。米国にとっては急速に減っている米軍の砲弾を温存できる利点がある。

韓国は防弾ベストやヘルメット、医療用品をウクライナに供与している。韓国国防省は11日、米国で不足している弾薬の在庫を補充するための輸出協議が進行中だとし「米国をエンドユーザーとする前提だ。ウクライナに殺傷兵器を提供しないという政府方針に変わりはない」と説明した。

米国は、ロシアが北朝鮮からロケット弾や砲弾計数百万発を調達する手続きを取っていると分析。同紙は、北朝鮮と韓国からの武器が欧州での紛争で使われる異例の展開になっていると指摘した。

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