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スー・チー派特使、中ロに国軍への圧力を要請

ミャンマーの民主化勢力で広報を担うササ氏は9日のオンライン記者会見で国際社会に支援を訴えた

ミャンマーの民主化指導者アウン・サン・スー・チー氏を支持する「連邦議会代表委員会(CRPH)」が国連特使に任命したササ氏は9日、オンラインで記者会見し「中国とロシアが働きかければ、国軍による国民の虐殺を止められる」と訴えた。中ロを含む国際社会が国軍に対する圧力を強めるように支援を求めた。

会見は日本外国特派員協会が開いた。CRPHは国軍に拘束されたスー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の議員らが組織する。医師のササ氏は国外に逃れ、CRPHの広報や対外交渉を担ってきた。国軍はCRPHを非合法組織と位置づけ、ササ氏を反逆罪で訴追するなど圧力を強めている。

ササ氏は国軍が「国民を相手に軍事作戦」を展開し、中ロが輸出した兵器が市民への弾圧に使われていると非難した。国連平和維持軍(PKF)の派遣も視野に働きかけていると説明したが、中ロの同意なしには難しいとして、対ミャンマー制裁に慎重な中ロに協力を促した。日本企業に対しても、国軍の収入源となる恐れがある納税や投資を一時的に見送るように改めて求めた。

CRPHは3月31日に軍事政権下の2008年に制定された憲法の廃止を宣言し、暫定憲法にあたる「連邦民主憲章」を発表した。ササ氏はCRPHが制定を目指す恒久的な憲法が迫害を受けてきた少数民族ロヒンギャを含むすべての国民の権利を保障するものだと強調した。

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ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデター。なぜ起きたのでしょうか。 最新ニュースはこちら。

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