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チハノフスカヤ氏に懲役15年 ベラルーシ裁判所が判決

ルカシェンコ大統領による強権支配が続くベラルーシの首都ミンスクの裁判所は6日、民主化勢力の象徴的存在で、現在は国外での活動を余儀なくされているスベトラーナ・チハノフスカヤ氏に対し、本人不在のまま懲役15年の判決を言い渡した。国営ベルタ通信が伝えた。

検察側は先月27日、反逆罪などでチハノフスカヤ氏に懲役19年を求刑していた。同時に懲役19年を求刑されていた反政権側のラトゥシコ元文化相も本人不在のまま懲役18年の判決を受けた。

チハノフスカヤ氏は2020年の大統領選に立候補しようとして拘束された夫に代わり、ルカシェンコ氏の対立候補として出馬。2位になり「選挙結果を認めない」と異議を申し立てたが、政権の圧力で出国を強いられた。現在はリトアニアを拠点に活動する。

チハノフスカヤ氏はルカシェンコ氏「6選」の公式発表に抗議する市民のデモが広がる中、政権移行に向けた「調整協議会」創設を提唱したが、政権側は「憲法に違反した政権奪取の試み」などと批判。デモは治安部隊に弾圧され、同協議会に加わったメンバーも次々と出国を余儀なくされた。(共同)

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