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オミクロン型、40カ国・地域に 英で拡大

新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」の感染が世界に広がっている。感染者が確認されたのは40カ国・地域を超えた。感染が急増する英国では累計246件が確認された。従来の変異型に比べ重症化リスクは低いとの報告もあるが、各国は警戒を強めている。

ロイター通信によると、4日には南米チリや欧州ルーマニアでオミクロン型の感染者が初めて確認された。いずれもアフリカからの渡航者で、無症状あるいは軽症という。

英国の保健当局は5日、同国のオミクロン型の感染事例が累計246件となり、前日より86件増えたと発表した。変異型のゲノム情報データベース「GISAID」によると、オミクロン型の感染患者が最初に確認された南アフリカの感染者数は累計228件。国別の確認件数でみると英国が最多となった。

オミクロン型感染拡大に対応して英国は7日から、入国する12歳以上のすべての人に対し、新型コロナの陰性証明提出を求める。水際対策を強化し、感染力の強いとされるオミクロン型のまん延を食い止める狙いだ。CNNのまとめでは40あまりの国が入国制限を敷いているという。

オミクロン型の毒性についてはまだ不明な点が多い。欧州連合(EU)の専門機関である欧州疾病予防管理センター(ECDC)によると、5日までにEU域内で確認された感染事例はすべて無症状か軽症だった。死者の報告はないという。世界保健機関(WHO)も前週末3日時点でオミクロン型の死者事例は出ていないと発表していた。

従来の変異型への警戒も引き続き高いままだ。北半球で冬となるなか、新型コロナ感染急増の波は多くの国に到来している。韓国では1日あたりの新規感染や死者数が12月に入って過去最多を更新した。ハンガリーでも11月下旬に急増した。重症化しにくかったとしても、感染力の強いオミクロン型がまん延するようなら医療逼迫の恐れが再び高まる。

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