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コロナ規制反対の右派勝利、スペイン・首都の州議会選

マドリード自治州議会選での勝利を喜ぶアジュソ州首相(中央)ら(4日、マドリード)=ロイター

【パリ=共同】スペインの首都を含むマドリード自治州で4日、州議会(136議席)の前倒し選挙の投票が行われ、開票率99.93%時点で、イサベル・ディアス・アジュソ州首相率いる中道右派、国民党が議席を65(前回2019年は30)へ倍増させる見通しとなり、第1党の座を確保して勝利した。アジュソ氏は新型コロナウイルスに対する国の規制策に反対する姿勢で人気を集めた。

国政与党の穏健左派、社会労働党は議席を24(同37)へ減らす見込み。国の政権運営には直ちに影響しないが、同党のサンチェス首相に打撃だ。

アジュソ氏は昨年秋以降の新型コロナの感染再拡大にもかかわらず、北東部カタルーニャ州などと異なり、州内で飲食店の営業を維持した。選挙戦では「共産主義か自由か」と誇張したスローガンで左右の党派対立を際立たせた。

4日の保健省の発表によると、過去2週間の10万人当たりの感染者数はマドリード州で約343人。全国平均の約214人より状況は悪い。

国民党は過半数には達せず、13議席を得る見込みの極右政党ボックスに前回に続いて協力を仰いで、同州で1995年から続く右派政権を再び発足させる見通し。国政で野党のカサド国民党党首はアジュソ氏の人気をばねに党勢回復を図る。

一方、急進左派政党ポデモスのイグレシアス党首(42)は4日、望んだ結果が得られず「失敗した」として政治家引退を表明した。また2006年創設の中道右派シウダダノスは前回の26議席を全て失い、党存続の危機に陥った。

今回の選挙はアジュソ氏が今年3月、連立を組んでいたシウダダノスの離反で首相の座を失うことを恐れて州議会を解散し、前倒しで行われた。

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