[FT・Lex]環境債 歓迎すべき「グリーニアム」の縮小
[有料会員限定]
グリーンボンド(環境債)は常態化に向かっている。欧米を中心に利回りが通常の社債に比べて低くなる「グリーニアム」は縮小している。グリーニアムの終わりはサステナビリティ債市場の成熟を告げている。
米調査会社のブルームバーグNEF(BNEF)によると、グリーンボンドの2022年11月までの発行総額は、2021年のピーク時の1兆5000億ドル(約200兆円)から約1兆2000億ドルに減少した。減少が記録...

温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。EVや再生可能エネルギー、蓄電池、各国政策などの最新ニュースのほか、連載企画やデータ解説を提供します。