ミクロネシア大統領、米国との連合協定「近く延長署名」 - 日本経済新聞
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ミクロネシア大統領、米国との連合協定「近く延長署名」

来日中のミクロネシア連邦のパニュエロ大統領は3日、都内で記者会見し、米国と結ぶ安全保障や経済に関する「自由連合協定(コンパクト)」について、20年間延長することで「近く正式に署名する」と明らかにした。太平洋地域で「大国間の競争は望まない」とも述べ、米中対立から距離を置きたい考えもにじませた。

ミクロネシアは今後も、米国とのコンパクトのもとで防衛を同国に委ね、財政支援を受ける。中国が太平洋島しょ国への影響力を強めるなか、2023年の更新期限にあわせた交渉が注目されていた。パニュエロ氏は米国を「最も緊密な同盟国のひとつ」と呼び、延長の意義を強調した。

2日には岸田文雄首相と会談し「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて緊密に連携することで一致した。パニュエロ氏は記者会見で、福島第1原子力発電所の処理水の海洋放出について「安全に関する要件を満たしている」と改めて支持を表明した。

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