企業の「脱ロシア」と民主主義（The Economist）

米エール大経営大学院のジェフリー・ソネンフェルド教授（68）は一躍時の人となった。ロシアのプーチン大統領が2月24日に軍をウクライナに侵攻させた数日後に、ロシアから撤退する企業のリストを作成し、多くの企業がロシアから撤収するきっかけになったからだ。ロシア事業の撤退や縮小に踏み切った企業は計470社に上る。

メディアは同氏の調査を好意的に報じた。一方で、クライアント企業が（ロシアに残ることで）「不...