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米国、ウクライナに長射程ロケット弾供与か 報道

【ワシントン=時事】ロイター通信は31日、米政府がロシアの侵攻を受けるウクライナに20億ドル(約2600億円)以上の追加武器支援を検討していると報じた。これまでで初めて、射程の長いロケット弾が供与されるという。

このロケット弾は「地上発射型小直径弾(GLSDB)」。射程が約150キロに及び、高機動ロケット砲システムHIMARS(ハイマース)などから発射される新兵器で、早ければ今週中にも発表される見通しだ。従来供与されてきたものの射程は約80キロ程度とされる。

ウクライナはこれまで長距離ミサイルの供与を繰り返し求めてきた。ゼレンスキー大統領は28日のビデオ演説で、射程約300キロの米軍の地対地ミサイル「ATACMS」や類似の武器の提供を呼び掛けていた。

米政府はATACMSの供与に関してはロシアへの刺激を懸念して慎重姿勢を崩していない。ただ、GLSDBが供与されればこれまで届かなかった軍事目標を攻撃でき、ロシア軍の後方支援を混乱させることが可能になるとみられる。

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