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広域強盗事件、フィリピン法相「一斉送還目指す」

(更新)

【マニラ=共同】フィリピンのレムリヤ法相は1日、記者団に対し、日本が広域強盗事件に絡み強制送還を要請した容疑者4人について、日本側の要望に従い、一斉送還を目指すと述べた。容疑者が被告となり、送還の妨げになっている刑事裁判を全て棄却に持ち込むため、必要な法的措置を取ると訴えた。

法務省のクラバノ報道官は容疑者に対する刑事裁判の審理が2〜3日に3件あり、いずれも棄却を申し立てる方針を明らかにした上で「(全て棄却され)来週初めに送還できるよう期待している」と述べた。

レムリヤ氏は、8日に始まるマルコス大統領の訪日までに送還問題の決着を図りたい考え。

マニラの入管施設にいる容疑者4人から押収された携帯電話には容疑を裏付ける通信記録が残っている可能性がある。

クラバノ氏は携帯電話は全て持ち主ごとに分別し、日本側が証拠として調べることができるよう入管で保管していると説明。日本側による捜査を望んでいるが、日本からの警察官派遣の日程は決まっていないと述べた。

また、容疑者らは1月31日付の入国管理局長の命令により他の収容者から隔離されたと明かした。

フィリピン外務省高官は1日、送還問題は「法務省で扱われている」とした上で「大統領の訪日とは無関係だ」と強調した。

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