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韓国などで市中感染か オミクロン型、20超の国・地域に

(更新)

世界各国でオミクロン型の市中感染が広がっているとの見方が強まってきた。韓国では西アフリカのナイジェリアから帰国した人から国内で感染した例が見つかり、英国やドイツではアフリカ南部などへの渡航歴がない人の感染が明らかになった。オミクロン型は疑い例を含めすでに20を超す国・地域で確認されており、各国が水際対策を強化する前に入り込んでいた可能性が高まっている。

韓国政府は1日、ナイジェリアから11月24日に帰国した40代夫婦と、知人らの計5人の韓国人がオミクロン型に感染していたと発表した。夫婦はモデルナ製ワクチンの2回目接種を終えており、知人はこの夫婦を空港から仁川市内の自宅まで送り届けて感染したとみられる。

韓国メディアによると、夫婦はナイジェリアに10日間ほど滞在し、エチオピア経由で韓国の仁川国際空港に到着した。発熱などの症状はないという。同じ航空機の搭乗者81人のうち45人が韓国に入国したといい、現在隔離措置を実施している。オミクロン型の感染が確認された5人のほかに、2人の感染が疑われる状況という。

欧州疾病予防管理センター(ECDC)は1日、スペインやドイツなど11カ国で59件のオミクロン型感染が確認されたと発表した。前日に比べ15件増えた。多くはアフリカ南部への渡航歴があった。全てが無症状か軽症で、重症者や死者は報告されていない。EU域外では12カ国・地域で感染が確認されたという。

英北部スコットランドのスタージョン行政府首相は30日、同地域でオミクロン型の感染が確認された9人はアフリカ南部への渡航歴がないと明らかにした。そのうえで「9件はすべて関連しており、11月20日に開かれたプライベートのイベントに由来する」と説明した。さらに感染者が増える可能性があるとの見方も示した。

独DPA通信によると、ザクセン州では外国渡航歴のない男性の感染が確認された。外国にいた人との接触もないという。

世界保健機関(WHO)によると南アフリカで11月9日に採取された検体から初めてオミクロン型が検出され、24日に同国からWHOに報告があった。WHOは26日には最も警戒レベルの高い「懸念される変異型(VOC)」に指定した。

欧州を含め各国は26日前後から空港検疫などで水際対策を強化したが、それ以前に欧州にオミクロン型が侵入していた間接的な証拠も相次いでいる。

オランダ保健当局は30日、19日と23日に実施した検査のサンプルからオミクロン型が発見されたと発表した。スウェーデンでは29日に感染が確認された事例について、それより1週間強前に実施した検査から見つかったとしている。

ナイジェリアの保健当局は1日、新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」が11月に入国した人から検出されたと発表した。当初は10月に採取したサンプルから見つかったとしていたが、発表を訂正した。AP通信が伝えた。

ナイジェリアでオミクロン型の感染が確認された初の例になる。先週に南アフリカから到着した2人から検出した。ナイジェリアはアフリカ最大の約2億人の人口を抱えている。

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