新興・途上国で収穫減 原料7割高で肥料不足 侵攻響く
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農業の生産性向上に欠かせない化学肥料の価格が高騰している。ロシアとベラルーシが生産に欠かせない原料の4割を世界市場で握るが、両国はロシアのウクライナ侵攻を巡る制裁で輸出に支障が生じているためだ。アジアやアフリカの新興国や発展途上国では輸入が滞り、収穫量が減る見通し。食料価格の高止まりにつながりかねない。
化学肥料には窒素、リン酸、カリウムの三要素が欠かせない。ロシアとベラルーシは侵攻前、カリウム...

2022年2月、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
■戦況
■マーケット・金融への影響
■ビジネスへの影響