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2月の日経BI、前月比0.1ポイント低下

日本経済新聞社が3月31日に算出した2月の日経景気インデックス(日経BI、速報値)は前月から0.1ポイント低下の98.2(2015年平均=100)となった。低下は2カ月ぶり。同時に公表した1月の確報は鉱工業生産指数の上方修正などを受け、速報値から0.3ポイント上方修正の98.3だった。日経BIは21年11月に2.8ポイントの大幅上昇となった後、小幅の低下と上昇を交互に続けており、22年2月は21年11月より0.1ポイント低い水準だった。

景気の水準と勢いを表す日経BIは、鉱工業生産、有効求人倍率、商業販売額の3指標に共通する「景気の波」を取り出して指数化している。

構成2指標が改善、1指標が悪化

2月は日経BIを構成する3指標のうち、鉱工業生産と有効求人倍率は改善したが、商業販売額は悪化した。鉱工業生産は前月比0.1%上昇し、3カ月ぶりに前月を上回った。新型コロナウイルスの感染拡大や部材供給不足などの影響が緩和したことなどを受けて、自動車は同10.9%の上昇となった。自動車だけで鉱工業生産全体を1.4ポイント押し上げた。輸送機械(自動車を除く)や汎用・業務用機械も好調だった。ただ、業種別では15業種中、改善は5業種にとどまり、10業種は悪化した。同時に発表した製造工業生産予測調査では、3月は前月比3.6%の上昇、4月は同9.6%の上昇を見込んでいる。

公共職業安定所(ハローワーク)での求職者1人あたりの求人件数を示す有効求人倍率は1.21倍と、前月から0.01ポイント上昇した。上昇は2カ月連続。有効求人数は前月比0.2%減、有効求職者数は同1.4%減だった。

需要動向を示す商業販売額は前月比0.2%減と、2カ月ぶりに減少した。小売業は同0.8%減と3カ月連続の減少だった。織物・衣服・身の回り品や、家電など機械器具の減少が大きかった。卸売業は同1.5%減で、医薬品・化粧品や食料・飲料などが減少した。

(デジタル事業 情報サービスユニット)

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