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最新設備で名作堪能 池袋「新文芸坐」がリニューアル

東京・池袋の名画座「新文芸坐」が15日にリニューアルオープンする。映写機や音響システムを一新したほか、ナイトクラブを連想させる照明設備を導入。映画の上映に加え、結婚式や企業イベント向けにレンタルする取り組みを始める。コロナ禍でミニシアターをめぐる環境が変わるなか、サービス拡大で顧客層を広げたい考えだ。新しくなった劇場を映像で取材した。

JR池袋駅東口から徒歩3分の場所にある「新文芸坐」。新旧を問わず名作を上映するラインアップや、2本の映画をセットで提供する「2本立て」で知られる名画座だ。業界関係者を招いたトークショーやオールナイト上映など、映画ファンの関心を集めるイベントも多い。

前身となる「文芸坐」は1956年に創業。独自のプログラム編成で内外の名作を上映し、映画ファンに注目される存在だった。97年に建物の老朽化などで閉業した後、2000年に「新文芸坐」として新たに開業した。今年1月から一時休業していたが、このほど館内の設備を一新しモダンな映画館として生まれ変わった。

改装の目玉は最新設備の導入だ。国内の名画座として初めて解像度の高い4Kレーザー映写機を備え、色合い豊かな映像を提供する。他にも新文芸坐向けにカスタムした独自の音響システム「ブンゲイ・フォニック・サウンド・システム」を設置し、「名作に包み込まれるような音響を目指した」(花俟良王マネージャー)。最新設備を導入する一方で最近は少なくなってきたフィルムの作品上映にも引き続き対応する。

天井や壁に配置した照明設備も新たな魅力だ。20種類以上の照明パターンを実現したほか、それぞれ速さや色合いを微調整できる。「音楽ライブやトークライブなど、幅広い用途に使える映画館にした」(同)という。上映外の空き時間を使い、映画館をイベントスペースとしてレンタルするサービスも始める。

リニューアルオープンを記念し、17日を除き、23日まで黒沢明監督の特集上映を実施する。

(堺峻平、遠藤彰、小口隼)

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