熱海土石流、3D分析で究明進む 「盛り土」を早期発見
専門家ら、オープンデータを活用
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静岡県熱海市で3日起きた大規模土石流では、政府や自治体が公開するオープンデータの活用が進んだ。発生後間もなく土砂災害の専門家らが現場の地形を3次元(3D)で分析し、被害拡大の原因として「盛り土」の存在を指摘した。静岡県が精緻な地形データを公開していたことが分析を容易にした。自然災害が増加するなか、防災に役立つデータの整備が一段と求められている。
3日午前10時50分ごろ、静岡県でICT(情報通信...