
再起可能な「トランポリン経済」 経済学者 パーション氏
成長の未来図・第3部 インタビュー
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北欧でスタートアップが成長している。なぜ北欧では新興企業に多くの人や資金が集まりやすいのか。スウェーデン産業経済研究所のラーシュ・パーション教授に聞いた。
――北欧はスタートアップをどう育成してきましたか。
「スウェーデンは1990年前後に経済危機に陥り、構造改革を実施した。大企業や正規雇用労働者に有利になっていた状況を変えるため、新規参入規制を緩めたり税制を平等にしたりした。経済の立て直しに向...
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新型コロナウイルス禍の先に景気後退の足音が近づく。人口の少ない北欧諸国には限られた人的資源を最大限活用しないと生き残れないという危機感がある。「成長の未来図」第3部では北欧の現場から日本が進むべき道のヒントを探る。