新興株16日 マザーズ反落 欧州銀の経営不安で エニーカラーはストップ高配分
16日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。終値は前日比5.75ポイント(0.77%)安い736.65となり、1月半ば以来の安値水準で終えた。スイス金融大手のクレディ・スイス・グループを巡る経営不安が投資家心理の重荷となり終日軟調に推移した。
朝方にマザーズ指数の下げ幅は2%を超える場面もあった。もっとも、クレディ・スイスがスイス国立銀行(中央銀行)からの資金調達策を発表したことで過度な懸念は後退し、マザーズ指数は下げ幅を縮小した。
東証グロース市場ではライフネット、TKPが下落した。一方、フリーは上昇したほか、15日発表の決算が良好だったエニーカラーは制限値幅の上限(ストップ高水準)で配分されて終えた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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