新興株26日 マザーズは7日ぶり小反落 短期的な過熱を警戒
26日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は小幅ながら7営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.95ポイント(0.12%)安い777.28だった。前日まで6日続伸していたため、短期的な過熱を警戒した利益確定売りが優勢だった。時価総額上位の主力銘柄は総じて安かった。
指数は上昇する場面もあった。東証プライムの大型株が総じて軟調に推移するなか、値動きの軽い新興株に個人投資家などの物色が向かった。
東証グロース市場では、マイクロ波やセルシードが下げた。グロース時価総額上位のビジョナルも安い。一方、エレメンツやプラスゼロ、M&A総研は買われた。
グロース市場にきょう新規上場したテクノロジーズは買い注文が優勢で、売買は成立しなかった。気配値を公開価格(1000円)の2.3倍にあたる2300円に切り上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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