新興株24日 マザーズとジャスダック3日ぶり反発、レナはストップ安配分
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24日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比35.60ポイント(3.16%)高い1163.41だった。前日の米国株式相場の上昇を受けて投資家心理が改善し、マザーズ銘柄にも買いが及んだ。自民党総裁選候補が子どもに関する予算や支出の倍増に前向きな姿勢を示したと伝わり、子ども庁関連銘柄も物色された。
22日に新規株式公開(IPO)したユミルリンクは値ごろ感から買いが入った。日本電解も上昇した。一方、GWやEnjinが下落した。
24日にマザーズ市場に上場したレナの終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)の初値比150円(15.4%)安の826円で配分された。
日経ジャスダック平均株価は3営業日ぶりに反発した。終値は前営業日比45円96銭(1.14%)高い4089円36銭だった。ジャスダック市場の売買代金は概算で632億円、売買高は6177万株だった。MipoxやEAJが上昇した。半面、ハーモニックや東洋合成は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕