新興株23日 マザーズが続伸 新規上場2銘柄は売買不成立
23日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は続伸した。終値は前日比8.88ポイント(1.19%)高い754.49だった。米長期金利の低下などをきっかけに国内新興市場の成長(グロース)株に物色が向かった。一方、前日の米株安は重荷となり、安く推移する場面もあった。
東証グロース市場では、ビジョナルやエニーカラー、ライフネットが上昇した。一方、サンバイオやバンクオブイ、ジーエヌアイが下落した。
3社がグロース市場に新規上場した。ハルメクは午前に公開価格(1720円)を15.2%上回る1981円で初値を付け、終値は初値比で制限値幅の上限(ストップ高)となる2381円だった。
日本ナレッジとアイビスはともに買い気配のまま売買不成立で、上場初日の取引を終えた。日本ナレッジは気配値を公開価格(1500円)の2.3倍の3450円に、アイビスは公開価格(730円)の2.3倍の1679円に切り上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕