新興株30日 マザーズ5日ぶり反落 ウェルライは売買成立せず
30日の新興企業向け株式市場で、東証マザーズ指数は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比9.81ポイント(1.22%)安い793.51だった。前日の米ハイテク株安を受けて運用リスクを避ける動きが広がり、成長期待の高い銘柄が目立つ新興企業向け市場でも売りが優勢となった。
東証グロース市場では、カヤックやココナラ、そーせいが下落した。一方、ビリングシスやテックファム、スパイダーが上昇した。
きょう東証グロース市場に上場したウェルライは、買い気配のまま終え、売買が成立しなかった。気配値は公開価格(1170円)の2.3倍にあたる2691円まで切り上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕