新興株20日 ジャスダック3日続伸、マザーズは反発
20日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は3日続伸した。終値は前日比7円05銭(0.19%)高の3798円68銭だった。前日の米株式市場でハイテク株が買われた流れを引き継ぎ、半導体や電子部品に関連した銘柄が買われた。20日の日経平均株価が午後に下げ幅を広げると、新興企業向け株式市場でも散発的な売りが出て上昇幅は限られた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で708億円、売買高は1億1403万株だった。フェローテクやウエストHD、ホロンが上昇した。出前館やハーモニック、ワークマンは売られた。
東証マザーズ指数は反発し、終値は前日比1.81ポイント(0.15%)高の1237.73だった。バルミューダなど直近に新規株式公開(IPO)した銘柄に個人投資家の買いが入り、商いが膨らんだ。個人の投資余力が高まるなかでマザーズの主力銘柄の一角にも買いが入り、指数を押し上げた。BASEやジーエヌアイ、JTOWERが上昇した。メルカリやSansan、AIinsは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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