新興株10日 ジャスダック反落、マザーズ続落 EV・ハイテク関連の一角に売り
10日の新興企業向け株式市場で、日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比7円25銭(0.20%)安い3680円36銭だった。前日の米国市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が反落した流れを引き継ぎ、ハイテク関連の一角が売られた。また、EV関連銘柄も過熱感への警戒から下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で738億円、売買高は1億6381万株だった。田中化研や高度紙、東洋合成などが下落した。半面、マクドナルドやウエストHDなどは上昇した。
東証マザーズ指数は続落した。終値は前日比13.46ポイント(1.15%)安い1156.97だった。ラクスやマクアケ、ステムリムなどが下落した。半面、BASEやフリー、HENNGEなどは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕