新興株前引け マザーズが小幅続伸 新規上場のテクノロジーは売買成立せず
26日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は小幅に続伸した。前引けは前日比0.29ポイント(0.04%)高い778.52だった。東証プライムの主力銘柄が総じて軟調に推移しており、値動きの軽い新興株に個人投資家などの資金が向かった。もっとも、マザーズ指数は前日まで6日続伸しており、短期的な過熱を警戒した売りも出やすくなっている。指数は小幅ながら下げに転じる場面もあった。
東証グロース市場では、直近新規株式公開(IPO)銘柄のエレメンツやベースフードの上昇が目立った。プラスゼロも高い。一方、マイクロ波やセルシード、オキサイドは下げた。
26日に新規上場したテクノロジーは買い注文が優勢で、午前は取引が成立しなかった。前引け時点の気配値は1700円と、公開価格(1000円)を70%上回った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕