新興株前引け マザーズ4カ月ぶり高水準、ジャスダック反発 セルソースやステムリムに買い
16日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前日比22.44ポイント(1.71%)高い1336.74だった。一時は1340.38と、取引時間中としては2020年10月21日以来約4カ月ぶりの水準まで上げた。新型コロナウイルスワクチンの接種が進み、景気回復に向かうとの期待から投資家心理が上向いた。セルソースやステムリムなど好材料が出た医薬品株も買いが目立った。
BASEやメルカリ、エネチェンジが上昇した。一方、AIinsやアンジェス、ITbookは下落した。
日経ジャスダック平均株価は反発した。前引けは前日比8円53銭(0.22%)高い3878円08銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で422億円、売買高は1億5825万株。Eストアーやフィスコ、フェローテクが上昇した。半面、シンバイオやマクドナルド、高度紙は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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