新興株前引け マザーズとジャスダック続落、投資家心理が悪化
26日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前日比13.67ポイント(1.20%)安い1124.61だった。南アフリカで新型コロナウイルスの変異ウイルスが検出されたと伝わり世界の経済活動の制限が強まるとの懸念から投資家心理が悪化した。
市場では「好材料が出た一部の銘柄は買われているが、個人投資家の様子見姿勢は強い」(立花証券の鎌田重俊企業調査部部長)との見方もあった。
アスタリスクやメルカリが下落した。物流施設開発で三菱HCキャと合弁契約を結んだと発表した霞ヶ関Cが買われた。
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前日比39円11銭(0.98%)安い3947円44銭となった。
フェローテクやウエストHDが下落した。半面、DWTIは制限値幅の上限(ストップ高水準)まで買われた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕