新興株前引け マザーズ続伸し2%高、米ハイテク株高で買い
23日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続伸した。前引けは前週末比15.52ポイント(2.06%)高い769.11だった。前週末の米株式市場でハイテク株が急伸した流れを受けて投資家心理が改善。新興市場の主力銘柄に買いが入った。
直近で新規株式公開(IPO)した銘柄など、値動きの軽い銘柄への物色も活発だった。証券ジャパンの下田広輝氏は「日米ともに主要企業の決算発表シーズンを控えて相場の方向感が見通せない中、主力株よりも値動きの軽い小型株で利益を狙う投資家も多い」とみていた。
東証グロース市場では、そーせいやフリー、ビジョナルが上げた。一方で、サンバイオやオキサイド、エニーカラーは下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕