新興株前引け マザーズ反発、IPO3社とも初値付ける バイオ関連高い
23日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比5.60ポイント(0.89%)高い635.42だった。日経平均株価は小動きとなるなど相場を動かす新規の材料に乏しいなか、バイオベンチャーなど材料の出た銘柄に買いが集まった。きょう新規株式公開(IPO)した3社はいずれも初値をつけた。
モダリスは制限値幅の上限(ストップ高水準)で前場を終えた。ジーエヌアイ、3DMも高かった。半面、エネチェンジ、日本電解、フロンテオは下落した。
きょう東証グロース市場に上場した坪田ラボは公開価格(470円)を324円(69%)上回る794円で初値を付けた。午前終値は762円だった。
同じく、グロース市場に上場したJワランティは公開価格(1640円)を160円(9.8%)下回る1480円で初値を付けた。午前終値は1320円だった。
スタンダード市場に上場したホームポジは公開価格(450円)を15円(3.3%)上回る465円で初値を付けた。午前終値は450円だった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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