新興株前引け マザーズ・ジャスダック下落 米株安で心理弱気
31日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比12.66ポイント(1.60%)安の777.58だった。ロシアとウクライナの停戦交渉の進展期待が後退したことなどを背景に前日の米株式相場が下落し、投資家心理が弱気に傾いた。メルカリなど指数寄与度が高い銘柄の下落が指数を押し下げた。
JTOWERやフリーが下落した。一方、メドレーやACSLは上昇した。
日経ジャスダック平均株価は小幅に続落した。前引けは前日比4円55銭(0.12%)安い3653円73銭となった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で181億円、売買高は3415万株。シンワワイズや東映アニメが下落した。半面、ハーモニックやLAホールデは上昇した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕