新興株前引け マザーズ反落、ジャスダック続伸 成長株の一角に売り
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1日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は反落した。前引けは前日比6.44ポイント(0.56%)安い1143.62だった。前日の米株式市場が休場だったため取引材料が乏しく、持ち高整理の売りが優勢だった。
PアンチエイやQDレーザが下落した。一方、はてなが買われた。
日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比3円75銭(0.10%)高い3894円52銭となった。ジャスダック市場の売買代金は概算で462億円、売買高は6760万株。シンバイオやANAPが上昇した。半面、イメージワンは下落した。
政府は今月下旬に新型コロナウイルスワクチンの職場や大学での接種を始めると伝わる。市場では「ワクチン普及が一段と加速するとの見方から、出前館やメルカリなどコロナ禍で業績成長が期待された銘柄の一角を売る動きもみられる」(国内証券の情報担当者)との声があった。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕