新興株前引け ジャスダックが続伸、マザーズは反発
20日午前の新興企業向け株式市場で日経ジャスダック平均株価は続伸した。前引けは前日比2円79銭(0.07%)高の3794円42銭だった。前日の米株式市場で半導体などハイテク株が上昇し、東京市場でも半導体関連株の買いが優勢になった。新興企業向け株式市場では半導体や電子部品などが買われ、相場の支えになった。
ジャスダック市場の売買代金は概算で438億円、売買高は7593万株。リバーエレやフェローテク、ホロンが上昇した。一方、出前館やハーモニック、ワークマンは下落した。
東証マザーズ指数は反発した。前引けは前日比6.31ポイント(0.51%)高の1242.23だった。全体相場の方向感を決定づける材料に欠けるなか、直近に新規株式公開(IPO)した銘柄に個人投資家から買いが集まった。直近IPO銘柄の値上がりで投資余力が高まり、他のマザーズ銘柄にも買いが波及した。フリーやBASE、メドレーが上昇した。メルカリやアンジェス、Sansanは下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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