新興株前引け マザーズ、ジャスダックともに続落 メルカリが安値
24日午前の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は続落した。前引けは前週末比17.86ポイント(2.20%)安い794.90だった。昨年来安値を下回り、取引時間中としては2020年5月以来およそ1年8カ月ぶり安値となる784.54まで下げる場面があった。米金利の上昇局面で売られやすい高PER(株価収益率)銘柄への売りが続いた。メルカリやメドレーが昨年来安値を更新した。
JTOWER、フリーが下げた一方、ビジョナル、サイバダインが上げた。
日経ジャスダック平均株価は続落した。前引けは前週末比20円11銭(0.55%)安い3643円91銭と、昨年来安値を下回った。ジャスダック市場の売買代金は概算で240億円、売買高は3743万株。ハーモニック、東映アニメが下げた。半面、セリア、ラックが上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕