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東証大引け 4日ぶり反発、29年8カ月ぶり高値 ワクチン接種開始を好感

(更新)

9日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに反発し、前日比350円86銭(1.33%)高の2万6817円94銭で終えた。1991年4月17日(2万6980円)以来29年8カ月ぶりの高値を更新した。英国で8日、新型コロナウイルスワクチンの接種が始まったのを受け、世界的に経済活動が正常化に向かうとの期待が広がった。10月の機械受注の伸びが予想を上回ったのも追い風となった。

英国に続き、米国では米食品医薬品局(FDA)が週内にもワクチンを承認する見込み。ワクチンの普及による世界景気の回復期待から、東京市場でも景気敏感株を中心に買いが優勢となった。

内閣府が朝に発表した10月の機械受注統計は「船舶・電力を除く民需」の受注額(季節調整済み)が前月比17.1%増と、市場予想(2.5%増)を上回った。自動車関連などが伸び、企業活動が回復基調にあるとの見方が市場の買い安心感につながった。

ソフトバンクグループが非公開化を目指す新たな戦略を議論していると伝わり、5.6%高。1銘柄で日経平均を85円押し上げた。

JPX日経インデックス400は3日ぶりに反発した。終値は前日比177.16ポイント(1.11%)高の1万6149.31だった。東証株価指数(TOPIX)も3日ぶりに反発し、20.61ポイント(1.17%)高の1779.42で終えた。業種別TOPIXは非鉄金属、空運業、海運業などが大きく上昇した。

東証1部の売買代金は概算で2兆3361億円。売買高は10億9609万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1457銘柄と約67%を占めた。値下がりは625、変わらずは97銘柄だった。

ファナックなど機械関連株が買われた。日産自三井金オリンパスも上昇した。SUMCOアドテストなど半導体関連も高かった。半面、エムスリーZHDKDDIが売られた。ドームは、大株主のヘッジファンドが三井不によるTOB(株式公開買い付け)への応募の意向を示したため、TOB価格である1300円近辺まで下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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